そういえば、折れた時の写真だよ。

f:id:gonchanx:20220126111631j:plain最近のレントゲンは信じられないくらい鮮明にうつる。


どうやら、三箇所が折れたり脱臼したりしたらしい。写真を見てもよくわからないが。


特に左の細い骨、を腓骨(ひこつ)というらしい。それが折れてるのは素人目にみてもわかってしまうが‥‥



f:id:gonchanx:20220126111947j:plain手術後、プレートをブッ込まれて

釘を刺された写真がこれ。


そりゃ、痛いわ。


写真いりますか?と医者に言われたのでもらってみたので、一応記録には残った


一年したらプレートを抜いたほうがいいそうな。

手術の次の日の話。

鎮痛剤の第四カードを使い切った翌朝。


朝が来たから痛みが和らいだわけではないが、少し気持ち的には楽になった、ような気がしていた


繋がれっぱなしな点滴、立ち上がることができないこの身体、痛すぎる右足。


鎮痛剤が飲みたいから頑張って食べるご飯。


やっぱり食欲がないから一口しか食べられない。



これ以上食べられないなら、点滴を追加するので、昼は全部食べてください


と伝えられる始末。


みんな、手術後そんなに食べられるんですか。


すごくないですか。




手術終わりから、しばらく37.5度以上の熱が続いた。熱がひいたのは、本当にずっと先。



健康的な食事を食べると、元気になる、とは聞くけれど、本当に?と思う


骨に、そんなに栄養分がアタックしてくれるのだろうか。と疑問。

好き嫌い言えちゃったよ、って話。

入院といえば、病院食をイメージする方も多いのでは。


各々のアレルギーに対応して栄養士がメニューを考えてくれている素晴らしい食事。


おいしくない、なんてよく聞くけど


うちの病院は結構おいしかった。




そして看護師さんに希望を伝えることが可能で


‥あの、アレルギーじゃなくて好き嫌いなんですけど聞いてもらえますか‥?


と聞いたら快くいいですよ〜の声



きのこ、抜いてください。



と言ったら次回以降、きのこを抜いてもらえました。



そして朝はパン、昼は素麺、夜はご飯


と主食も選択ができたので


毎食、お米を食べなくて済むようになったのでとても気持ちが楽になりましたとさ。



もし、嫌いなもの等があるひとはいたら

看護師さんに相談してみると◎


子供の好き嫌いより聞いてもらえるかも♡


なんてね。

第四カード、夜明けたってよって話。

さて、最初に看護師さんから声がけのあった

痛み止めの四つのカード。


飲み薬、点滴、座薬、注射


最後に頼ったのは注射、でした。



結局、効かなかったけどね。


足元にはアイスノンを敷いてもらったり


エコノミー症候群防止のため、骨折していない足の方に循環させておく機械をつけてもらってたのだが


血流がよくなりすぎるので 無理言ってとめてもらったり



色んなことをしてもらったのだが


結果、全然痛みは引かず


朝になってしまったので




もうちょっと日本の医療ガンバレ


と思ったのと同時に自分って痛みに弱いんだなーと思ったひとときであった




手術の前に、女性は痛みに強いから


生理痛とか大丈夫?


と看護師さんに声がけしてもらったが



生理痛が酷い人って、こんなに酷いの?


だとしたら生きてるのめちゃくちゃ辛くない?


とも思った‥

第三カード使いつつ、第一カードの話。

いよいよ、我慢できない



いや、さっきから我慢できないのでずっと介護用ベッドの柵に捕まっているのだが。



先ほどの鎮痛薬から6時間が経過したので、鎮痛薬が服用可能になったのこと。


第一カードふっかつ!!!!



カロナール、を飲み。


看護師さんにお願いして睡眠薬をもらった。



約1時間、寝れた。


起きたら死ぬほどいたい、、、、。



夜中担当の看護師には本当に迷惑をかけたが


残る鎮痛の方法は 座薬か 筋肉注射です




多分効果あるのが筋肉注射なんですが、


順番的には座薬がいいと思います。



己の恥を捨て、座薬をお願いしました



もう、恥とかじゃない。痛みが無理すぎ。






頼むから、手術中にいれてくれた麻酔をいれてくれよ!!!!



と、めちゃくちゃ素人考えのことを思いましたとさ。



いや、ほんと頼むから‥‥





残るは第四カード、筋肉注射のみ。

第二カード、って話。

出るわ出るわ、の脂汗。


痛みに耐えながら、夕食が運ばれてくる。


全身麻酔じゃないので、術後四時間から飲食可能であったが、飲む気にも、食べる気にもならず。



ただ、食べないと薬が飲めないので二口頂く


なんのご飯が出たのか全く覚えていない


歯磨きもする元気がないくらい、無理でした。





その後、痛み止めの第二カードを切ることに。


一番効きそう、っていうイメージで注射を打ってもらうことに。


頭はしっかり意識があるので、注射のパックを見ながらネットで検索し、何分後から痛みどめが効くか検索。


15分から45分後ってこと。



多めに見積もって60分測って効かないとのナースコール。



まだ、夜7時過ぎのお話。

第一カード、って話。

手術後はぼーっとしてることが多くて、好きな音楽を聴きながらゆるく過ごしていた


成功、と言われたが下半身の力は全く入らないし横たわるしかすることがなかった


麻酔が効いてる頃は感覚がないのだが、切れ始めは意識もしっかりするが足に血流を感じる





じん じん じん  


お、


キタ。



と思ったのが術後4時間くらい。



多分痛いので、我慢できなくなったらナースコールしてください


と言われてたので、苦しみに耐えながら



無理っっっっ!!



と思ったタイミングで連絡した


ベテランの看護師からは



あなたの選択肢は、四つあります。


四つのカードをうまくつかってください。



1. 飲み薬、鎮痛剤

2.点滴

3.座薬

4.筋肉注射


本日はまだ鎮痛薬を飲んでないので、最初は鎮痛剤でいきましょう。

とのことでカロナール500mg を、口に含まされた。


もうこの頃になると、薬すら自分で飲めない事実に驚かされる


そもそも起き上がれないので仕方ないのだが。



30分経っても、全く効かない。


今までの痛みとレベルが違う。




一時間耐えても、やっぱりダメで


次のカードを使うことになってしまった。


カロナールをもらっても、いつもと同じ鎮痛剤かよ、ってのが正直な感想。


痛みはレベルが違うっつーの。


終わったよって言われたよ、って話。

はーい、手術終わったよー。

起きて〜、と魔術師。

意識が遠いままで、今やってる仕事の話をめちゃくちゃ事細かに聞かれながら担架で運ばれる。

えーなんでそんなことまで聞くの

って思いながら答えてたけど、今考えたら意識チェックも兼ねてたのかな?なんて。

主治医が、成功したからねー。いつ帰ろうかねー。なんて、よくもまあ、麻酔が切れもする前に。

手術時間は大体三時間半。

12時ちょっと過ぎに病室に戻りました。

身体がまだふわふわしてるのと、感覚ないので不思議な感じ。

夜から痛みが強くなるって効いたけど、大丈夫ですか?と聞いてみたら主治医が

んーーー、夜っていうか、夕方かな?(ニッコリ)

って言っておられました

不安がすごいのですが、とりあえず携帯で色んな人に連絡とりつつ、手術が終わったことを伝えました。

地獄の夜が来るとも、知らずに。

手術したよ、って話。

さて、

入院生活四日目、とうとう手術になりました。

本来は12時スタートだったのだが、前の手術にキャンセルが出たので繰り上げ当選、9時。

車椅子で手術室に運ばれて、マスクをしたまま酸素マスクを当てられ‥(これに関しては本当に謎)

背中の麻酔から始まりました。


寝る、でいいんだよね?と麻酔科医。

あ、お願いします。なんか、手術中に麻酔切れちゃったーみたいなの、怖いので。

と言ったら、それはドラマの見過ぎかな。と笑われる始末。


あなた方にとっては手術は日常なのかも知れませんが、わたしには非日常なんですよ!!

というのをグッと堪え

背中に麻酔のための、麻酔を打ってから

腰が重くなりますよ〜と言われて、本麻酔。(言い方は違うかもだけど、本番的な?)

麻酔の効き方を調べるために、アイスノンを色々なところにペタペタされながら、この冷たさが10だとして、今は何?触られてるのわかる?

みたいな麻酔効いてるかチェックをしてました。

色んな機械通されたけど、一番アナログだなーと思った瞬間でした


ちょっとビリビリしますよ

眠くなる薬入れますねー

あ、たしかに痺れますね、結構痛いですね


と言ってたらいつのまにか手術終わってましたよ。

今になったら、寝てたほうがよかったのか、今後の経験的に起きてたほうがよかったのか。

わからないですがね。


あ、術前、尿道カテーテルというものをぶっ刺されました。不安で怖がりな私はどんなものか、もともとネットで検索済み。

女性より男性の方が不快感感じやすいらしいので、まだ救われてたかも知れないな〜なんて。

初めて麻酔科医という人にあったよ、って話。

手術の前日、麻酔を担当します〜と麻酔科医が挨拶に来た。


第一印象、ガリガリ


グラグラしてる歯はないか、

家族で麻酔で具合悪くなったことはないか

アレルギーの有無 を聞かれました



不安なことはありますか?


とのことでしたので、


あー、いっちゃってるね‥この骨


とか聞こえるの嫌なんで、眠りたいです



と言ったら


あ、眠りたい?


お任せください。





との、魔術師みたいな方でした。


その魔術師とは手術室でも話したのでそのエピソードはまた別記事で。

初のギブスカットだ足をみるよ、って話。

手術の前夜、よく眠れない。という話を聞くのだが


私は折れたことをまだ信じていなくて


不安もなく、寝ちゃえーと思ったら寝れてしまったので、気持ち良い目覚め。


手術開始は9時の予定だったので


絶食は前日24時。飲食(水かお茶)は当日朝7時まで。


8時過ぎに主治医の先生が、ギブスカットに病室にやってきた。



ギブスカットの経験ありますか?



「いやいや、ギブス自体初なんで。」



そっかー。じゃあ、すごい音すると思うけど、緊張しないでね。肌は切れない、と言われております


あ、あとさ


ちょっと熱いなー


って5秒くらい思ったら、言ってね?

そんときは多分火傷してるから




ヤケド‥!?


待って待ってこの先生にこにこしながら、めちゃくちゃ怖いこと言ってるー



ウィーーーン



とすごい音を立てながら、無事に火傷せず終わりました‥‥


腫れも引いてるし手術大丈夫だね!


よし行こう!!


と、手術前の声がけをされたのでした



ギブスが外れた足を見るのは一週間ぶり。


しっかり黄色く、変色しておりました。




はーー、いよいよ手術か‥不安だな‥‥

面会ができない今だからこそ、個室がいいって話。

個室はお金がかかる。

無駄遣い。



そう思う人も多いかも知れない。

実際私もその一人だ。


ただ、今のご時世こそ、

個室がいい。



メリット、個室は電話ができる。(病院によって違うかもしれないが)

動画や音楽をかける時にイヤホンをつけなくてOK(病院によって違うかもしれないが)


そして、消灯時間を、軽く無視できる

電気は自分が消したりつけたりができるため。


リモート飲みに慣れた私としては、電話ができるのがめちゃくちゃ安心感につながった



ホテルに泊まってると思って、少し贅沢をしてみるのも不安を軽減することができる


保険は効かないし、全額自腹だが、今でもその選択は間違ってなかったと言い切ることができる。



もちろん、個々のお財布とご相談だが。


下半身麻酔ってコツがあるんだってよ、って話。

入院も決まり、病室も決まり、全身麻酔ではなく、

下半身のみの麻酔を打って手術をすることが決まりました。

看護師の友人に麻酔の話をすると


背中の背骨の中に針を入れるので、痛くてもできるだけ背中をまるくすること。


背骨の間が開くから。


逃げちゃうと、背骨の隙間が狭まって骨刺す動作時間長くなるだけ



とのワンポイントアドバイスをもらった。



意識ある中手術してるの嫌だったら、眠くなる薬を入れて欲しい、といえば点滴から薬入れてもらえるよ!



とのこと。


これは知らないと知ってるとじゃ大違い。


本当に医療について私は無知だなあ


と改めて思い知らされた。



麻酔にもコツがあるだなんて。。。

血液型占いって信じる?って話

私は、バリバリ信じます。

性格を聞かれたら、B型の性格だよ〜ははは

と笑いまくっていました。




 A型の人が几帳面すぎて苦手だったり、B型は同族としてあるあるだよね~と。


周りはB型が多くて、似た者同士だよね。って O型の人は案外周りにいなくて、AB型は変人であまり得意ではない。 


好きな人ができたら、血液型を入手して占いをしてみたり相性診断をしてみたりする。


そんな、小学生みたいなこと、今でもやっちゃう。 


疑ったことなんて、一度もなかった。



そして、入院の日になり ベッドに書いてあった血液型が、間違っている・・・! 


慌てて看護師さんを呼び、 血液型が違うようなので、誤りだとおもうので確認願います。と。 


確認してもらった結果・・・・ AB型と言われました!



 えええええええええええ 



待って、私28年間、B型として生きてきたんですが 


と、会って一時間の看護師に真顔で聞く



いやいや今考えたら病院が血液型間違えるはずなんてないのに。


信じられなくて。



そんな、馬鹿なことってありますか じゃあ、今まで相性占いしたり血液型占いしたのは全部はずれってこと!?そんなことある!? 


足折れたり、血液型が間違っていたことだったり 驚きすぎて 入院ってすごおおおおお って思った入院一日目でした。



いや、今も信じられないんですけどね。

両手で松葉杖持ってると意外と何もできないって話。

松葉杖をついているだけで、心配されるし、馬鹿にもされる。 


そしてなにより、めちゃくちゃ不便なのだ。


 雨が降れば、傘がさせないし、滑るのも怖い。 そして物が持てない。リュックが一番。


 自販機で飲み物を買うのも一苦労。 


生活する面で不便なことはいっぱいある。

 トイレの流す動作にしろ、蓋を開ける動作にしろ、戸を閉じる動作にしろ。


 職場は意外とバリアフリーだなと思うのと同時に、世の中はバリアフリーが行き届いていると思いきや、意外ときついことに気づく。 


これだけバリアフリー化が進んでいると思っていたのに、自らが動きづらくなって初めて気づいたことが多くあるので、もっと視野を広げないといけないと気づかされたことが多い日々だった。


松葉杖に優しい世界ってどんなとこだろう、って思ったけど長距離には向いてないことは確か。


歩くたびに椅子が欲しくなる、不思議な機械。



YouTubeで松葉杖の使い方を学んでみたり、知らないことを必死に検索。


まるで夢のような時間、嫌な意味で。


現実逃避がしたい。そんなかんじ。